UC小説3巻まで読んだよのメモ

  • だらだら長い
  • 内容にあんまり触れない(浅瀬)
  • 気をつけるけど稀に先祖の遺言に抵触する可能性がある
  • そもそもただの自分メモ(TLに流すべきではないやつ)

「読みやすい」けど「大変」だったな…

だいぶ大変で時間かかった〜! これは特性的なものだと思う…本当に描写が丁寧で。そしてガンダムなので武装や戦闘のシーンが多くて…

『わからない単語が出てきたら調べる』で読み進めるタイプだから、エコーズの携行銃が『M-92F自動拳銃』て書いてあったら調べる。いやベレッタなんすかコレ。
そんな感じでコロニー内やモビルスーツの描写もいっこずつ調べて進んでいくからとっても時間かかった。でもすごく細やかだったので自分の中で基礎が構築された気がする…!

『文章として読みやすい』は本当にそうなんだと思う!
私はアンジェロ登場シーンだけノートに写経してるクレイジーオタクなのだけど
(アンジェロ目線のモノローグを好みのインクで紙に書きつけていく作業、とっても快であり幸…)
かなり【ひらいて】いて、意識的にひらがなを増やしてらっしゃると感じた。のどごしなめらか。
私自身はもうちょっと閉じがちだな〜とか…勉強にも、とってもなるぞ…!

補完される情報量がメチャ多くてうれしかった

アニメでは尺の都合と、あとやっぱりバナージくんに視点を固定して追従したほうが『わかりやすい』ので多分そうなっていて、すごく上手く作られている…と、小説を読むことで改めて実感…!
でもガンダムは昔から群像劇的な部分があり、連邦・ジオン それぞれの事情や思惑が丁寧に拾われていくよね。UCもアニメでは削ぎ落とされた“そういうとこ”が小説には詰まってて嬉しい。ジオン側の目線の地の文がいいんだよね〜! うれし…!
あと映像だと一瞬で流れていくものが、文字だとこれでもかと畳み掛けてくる感じで…いやもうインダストリアル7の戦闘シーン、悲惨さすごかった…! 本当にテロはいけませんよ!!(実感)

それから小説で実感したのはシナンジュの挙動のすごさ。アニメだと単純に「すごい! かっこいい!」になりがち…なんだけど、動きを見て『どこがすごいか』わかるのは“わかってる人”だけなんだよね…。つまり解説なしでフィギュアスケート見てるみたいな状態。
小説は、ここに難しい技が入りました! いまのは加点要素! 世界で⚫︎人しか成功したことがないジャンプ!…みたいな、解説がついてるフィギュアって感じ。ありがたい。おれにもわかる。あれは化け物や。鳥肌立ちました、ぶわって。

アニメ版とのキャラの違い(個人の感想)

◎バナージくん
アニメのほうが少年だけど覚悟がキマるのが早い。小説版は少し大人びていて、あと相応の迷いもあって等身大な感じがした。まあ尺の都合もあるからね…
ミコットちゃんに抱きつかれてそれなりに動揺したりとか、人間味ある男子っぽいというか。親近感がちょっと増すというか。

◎ミネバちゃん
あんまりイメージ変わらなかったかも。ミネバ・ザビである!

◎タクヤくん&ミコットちゃん
アニメではちょっと蔑ろかな…と思っていたので人物像が見えて一番嬉しかった枠。特にミコットちゃんね。
ミコットちゃんの通報でエコーズがミネバちゃんに気づいた…みたいなの、アニメでよく削ったよなぁ。

◎リディ少尉
アニメよりも「チャラい・シャバい・ヤングボーイ」という印象で(本当に個人の感想です申し訳…!)個人的にはだいぶホッとした感覚。
アニメだと育ちの良い白王子キャラみたいな感じだったので、こうなんか…ミネバちゃんに対して『オレが考える幸せ』を押し付けていく(もちろん悪気はない)姿勢にちょっと不思議さを感じてて…。ミヒロ少尉に浮つきつつミネバちゃんに「一目惚れかもしれない…!」みたいになるフレッシュさは逆に安心感があり申した。この雰囲気なら自分の価値観をナチュラルに推していっても納得ではある。お若い。かわゆいね。
私はUCをボーイミーツガールものとしても見ているので、オードリーを中心に「引き出す」バナージと「押し付ける」リディくんの対比はとても重要と考えておりますのでね…!

◎ダグザ中佐
アニメだとわりと見せ場シーンの近くまで憎まれ役な感じだけど、小説だと1巻からかなり義の人で、私はダグザさん好きなので嬉しかったのだった。UCのおとなはかっこいいんだよな…。

◎フロンタル大佐
ちょっとしか出てきてないけど、アニメよりもかなり硬質というか、体温がなさそうな感じを受ける。私はどちらの大佐もすきです。

◎アンジェロ大尉
あまりにも大佐が世界のすべてすぎる…。アニメではアンジェロの心中の独白とかはないので…いけないものを覗いている気持ちになるよ…!

ユニコーン vs シナンジュ

活字でMS戦を書くのって大変だなと思う。でもすごく鮮やかで、パイロット側(バナージ)の恐怖とかダイレクトに伝わってきてすごい。シナンジュはやばい。
あと、ユニコーンくんがこんなにも主体的に頑張ってくれているというのは小説だからこそ知ることができてよかった。ユニコーンくんにはメチャクチャ主体性があるんだね…。えっどうなってるの。こわい。

最終的には作戦通りだったのかもしれないけど、私はアンジェロの心に寄り添ってしまっていたので「大佐が…! 被弾の真似事など…!!」と屈辱に震えていた。絶許だよ。ガンダムに乗っていた小僧は処すしかないよ。

いろいろ(ほぼフルアン)

・読んでいるとどんどん大佐のことが好きになっていく。すごい。大佐うつくしい。すばらしい。すき。すき。すき……!!!

・こう、心情描写が生々しいんだよな…。湿度が高いし、もっちりしっとりした手触りと体温を感じるというか…
特にジェロのモノローグはすごくて、大佐だいすきになってしまう理由それだと思った。感応しすぎる。こわい……

・「大佐は意地悪でね」という言い回しは強烈な惚気では? ボブは訝しんだ

・「わたしに、撃たせたなぁっ!?」のとこ、アニメよりすごく解像度上がってよかった…。バナージの立ち位置、もう店の客や義父と同じじゃん。ジェロが大切にしていた清潔な世界を壊した、焼き尽くすべきゴミじゃん…。もう一生分かり合えないじゃん…。
えっ4巻ではそいつを大佐がお求めになるのか…? 気が狂うが……??

・親衛隊だいぶお高く止まってるというか(本人たちにその気はないかもだけど)側から見たら大佐の威を借る小姓というか、まあ好かれないよねと思った。もちろん私はだいすき。

・セルジくんを親衛隊に引き上げたのはジェロで、機付長でゼクストくんもおんなじようなこと言ってたから、人選はジェロがしてるんだねと思った。大佐チョイスはジェロとキュアロンさんだけなのかな。どうだろ。
「機付の整備兵を合わせて30人に満たない」とか、親衛隊の情報ちょこちょこ拾ってはメモしている。予備要員のパイロットっていうのもいるみたいだけど、何人かストックしてあって、セルジくんとかも予備兵→正規パイロットに引き上げ、みたいな感じだったんだろか。初陣で死ぬなんて……かなしい……

・隊長、マリーダさんを吹き飛ばすのはやめて差し上げてください。メチャかわいいけど。

・「死んでもいい」のどこがそんなに刺さったの? と友人に聞かれた。わからんらしい。えっ、だって、「月が綺麗ですね」ってことじゃん…??
こんなにくるおしく愛を表現するシーンあっていいのか? 原作が最大手すぎて泣いちゃった…。